こんにちはワタクシです。
今回は台湾三大観光名所の一つとして数えられる
中正紀念堂
をご紹介したいと思います。
中正紀念堂駅からのアクセスが便利
アクセスは地下鉄(MRT)がわかりやすいです。
すぐそばに中正紀念堂站(中正紀念堂駅)という駅があり、『中正紀念堂』という案内板に従って進んで行けば到着出来ます。
タクシーで行く場合には西側にある入口『自由廣場門』で降ろしてもらうようにしましょう。
中正記念堂とはどんな場所?
中正紀念堂(ちゅうせいきねんどう / ツォンツェンチーニエンタン)は台湾を統治する中華民国の初代総統である蒋介石が1975年に死去した際、国民の哀悼の意を表すため、政府によって建設された紀念堂です。
蒋介石の生誕から90年にあたる1976年10月31日に起工式が催され、1980年3月31日に完成。
同年1980年蒋介石の命日である4月4日に完成式が行われ、翌日の4月5日には一般公開されました。
中正紀念堂の『中正』は蒋介石の本名です。
日本ではあまり知られていませんが、実は蒋介石という名前は通り名で本当の名前は蒋中正なのです。
自由廣場門
これがその入り口、自由廣場門(自由広場門)です。
とにかく大きいです!写真では伝わらないくらい、そのスケールに圧倒されます。
『自由廣場』と書かれた文字は元々、『大中至正』だったのですが、2007年の台湾正名運動(呼び名を中華民国から台湾に変更してもらおうという運動)の影響で現在の自由廣場に変更されています。『大中至正』の意味は「大いなる中華は正しくある」蒋中正の中と正にちなんで掲げられていたようです。
今自由広場の名前の通り門をくぐると大きな広場になっていて、台北市民の憩いの場。太極拳をしている方や散歩している方が大勢います。
また、本堂へと向かう道の両脇には国家戯劇院(劇場)と国家音楽庁(コンサートホール)もあります。
中正紀念堂
門からも見えていた正面の建物が中正紀念堂の中央本堂です。
歩いている人の大きさと比べるとかなり大きいことがわかるでしょうか?
中正紀念堂の屋根は八角形になっており、儒教で言われる八徳(仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌)と勘違いされやすいですが、
中華民国では国父と呼ばれ、その名を口に出すのも失礼だと言われるほど尊敬されている孫文が唱えた八徳「忠、孝、仁、愛、信、義、和、平」を象徴しています。また、人の字が合わさって天に達するように見えるようにもなっていて「天と人が一つになる」という意味も込められています。
中に入るとドーンと蒋介石の席座像が置かれています。
座っているのに高さは6.3mもあり、これも驚きの大きさですよね!
背後の壁に書かれた「科学」、「民主」、「倫理」は蒋介石の政治理念で三民主義の本質というものです。
天井へ視線を映すとそこには中華民国の国章である太陽(青天白日)が描かれています。
儀仗兵(ぎじょうへい)交代
まるでマネキンのようにじっとしていますが、本物の人間で銅像を守る儀仗兵(衛兵)さんです。
この衛兵さんが休憩のため交代する儀仗兵交代式は見ものです。
1時間ごとにこの衛兵さんは交代するのですが、ぴったりと息を合わせて行進、入れ替わります。
儀仗兵交代式の時間は09:00、10:00、11:00、12:00、13:00、14:00、15:00、16:00、17:00ピッタリに行われます。
大孝門でセルフ足つぼマッサージ!?
自由廣場の南西に位置する入口、大孝門。
そのすぐ脇の回廊には足つぼロードと呼ばれる『健康歩道』があり、全長は100mあり、よほど健康でないと痛くて渡りきることは不可能と言われています。
健康に自信のある方はぜひ試してみて下さい!
以上中正紀念堂のご紹介でした。
最後まで読んで頂き謝謝!!
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