こんにちはワタクシです。
今回は、夜市の屋台グルメに抵抗がある方に読んで頂きたい記事です。
せっかくの台湾旅行なので、毎日が縁日状態の夜市に行かない手はありませんよ。
饒河街夜市で屋台が苦手な人でもおいしく食べれるグルメはコレ!
前回紹介した夜市が台北で一番大きな夜市である『士林夜市』でしたので、今回はその次に大きな規模の『饒河街夜市』の屋台グルメを紹介いたします。
士林夜市の記事はこちらです。
実を言うとワタクシも最近まで日本の屋台なら抵抗無いのに、なぜか台湾の屋台は少し抵抗がありました。
しかし、勇気を出して一度食べてみたら、
「台湾夜市の屋台グルメ最高!!」
となりました。
せっかく夜市に行っても
「雰囲気だけ楽しんで何も食べれなかったよー(T_T)」
という声をたくさん聞きますが、それは非常にもったいない事だと思います。
ワタクシが考えたその原因は、
- 独特な匂い
- 衛生環境
- 言葉が通じないので、注文できない
この3つが主な原因だと思いますので、下に対抗策を書いてみます。
1.独特なにおい
匂いがダメなものはダメなので、避ければ良いだけです。他にも美味しい屋台グルメが沢山あります。ワタクシも嫌な匂いは避けて通っています。特に臭豆腐の独特な匂いが苦手です。
2.衛生環境
衛生環境は年々良くなってきています。例えば揚げ物の屋台では、毎日油を交換するように行政指導が入ったりしています。屋台の店主さんも『衛生環境=売上』なので、非常に衛生状況は気にしているので大丈夫だと思います。しかしワタクシは念の為、ナマ物だけは避けています。
3.言葉が通じないので、注文できない
言葉が通じないと思うでしょうが、今回紹介する夜市は日本人観光客も多いので、カタコトで応対してくれたり、日本語メニューが有ったり、ジェスチャーで通じますよ。
お腹が弱く、言葉も日本語しか喋れなく、非常に保守的なワタクシでも夜市で自分なりにB級グルメを満喫できているので、きっと今回の記事と過去の記事を読んで頂けたら、屋台のB級グルメには少し抵抗あるなーと言う方も楽しんでもらえるかと思います。
しかも今回紹介するグルメは、
『独特な匂いがしない』
『火が通っている』(ドリンク除く)
『注文がしやすい』
そんなお店ばかりなので、台湾旅行初心者の方でも安心して楽しめるかと思います。
台湾の夜市に行くときの準備
ウエットティッシュ
夜市には水道施設がほとんどありませんので、お手拭きになるウエットティッシュは必須アイテムかと思います。
大きめのコンビニ袋
夜市には決まった所にしかゴミ箱がありません。つまり、買い食いをした場合には必然的にゴミも持ち歩く必要があります。ですので、ゴミをまとめて入れる大きめなコンビニ袋を1つ持っていけば便利です。
ビール、酒類
これはあまり置いているお店はありませんので、事前にコンビニなどで用意していくと◎です。飲み過ぎは注意ですよ。
行ったら絶対食べてほしい!福州世祖胡椒餅
胡椒餅(フージャオビン)とは、豚肉とネギと胡椒を混ぜた餡に小麦粉で練った生地で包み、200度近くの温度で焼き上げた、外はパリパリ中はモチモチな、台湾人の大好きなソウルフードです。
1個50元(約170円)と、安いのも良いですね。
店員さんが、次々と手際よく餡を生地で包んでいます。
そして包み終わったら、釜に貼り付けていきます。
ここのお店は超超超人気店なので必ず並びます。
この画像を撮った時は30分ほど並びましたが、並ぶ価値アリです。間違いなく美味しいです。
超アツアツです。
一口でガブーっと行くときは、肉汁で火傷しないようにして下さいね。
餡の肉も多くて、スパイシーさも相まって非常に美味しいです。
特にこのスパイシーさはビール好きな方にはたまらないでしょう。
スパイシーといっても、辛いものが苦手だよーって方でも食べれるレベルのスパイシーさですので、ご安心を(^^)
ここで、胡椒餅の味にハマった方は、ぜひ龍山寺近くの福州元祖胡椒餅も食べてほしいです。
味の違いと肉のゴロゴロさが違うので、食べ比べが楽しいですよ。
饒河街夜市で何件も見かけるイカの姿焼き
お店の写真を撮影するのを忘れてました!
なぜならば、ワタクシは魚介類の中でイカが一番好きなのです。
このイカを見た途端アドレナリン全開で、気がつけば、店員さんに指差して、右の姿焼きを1つ注文しました。
注文したらそのまま渡されると思いきや・・・
ちゃんと親切にもう一回炙ってくれました。
店員さん:「スパイシィ~?」
ワタクシ:「リトルスパイシィ~」
店員さん:「オ~ケ~!リトルスパイシィ~」
と謎のパウダーをイカにふりかけてくれて、そのまま渡されるのかと思いきや、以外や以外・・・
丁寧に切ってパックに入れてくれて、爪楊枝を二本刺してくれました。
シェアして食べやすいので良いですよ。
味ですが、日本で食べる屋台の姿焼きのイカより柔らかくて、ちょっとスパイシーです。
このイカの屋台は複数あるので、チャレンジしやすいです。1個100元(330円)
ちなみにこのイカを夢中で食べていた時に、台風が上陸していました。風がすごくて、なんと妻の後ろの屋台のパラソルが倒れてきて妻の頭上に危うくヒットするところでした。
イカだけに、危うくイッカ心中するところでした。 ゴメンナサイ
みなさま夜市に出掛ける際には台風に注意して下さい(台風だったら行かないって?)
ツッコミどころ満載!「まるまる焼」
元祖日本の圓圓焼と書かれています。
ワタクシは日本でまるまる焼なんて聞いたことがありません。
どこかにはあるのでしょうか?
店主も日本から上陸したかのように、ねじりハチマキをしてたりして、必死に日本っぽさをアピールしています。
どう考えても怪しいですが、人気店の様なので並ぶことにしました。
見てみると、お好み焼きの小さい版です。
これなら絶対屋台のB級グルメが苦手な方でも食べれると思いますので、これからチャレンジすると、ぐっと屋台へのハードルが下がると思います。
並んで自分の番が来て注文すると、ソースとマヨネーズをかけてくれました。
が、それだけでは無かったのです。
店員:ワサビをトッピングするか?
えっ?お好み焼きにワサビ?
まぁ興味はあったものの、妻がワサビが苦手だったので、ワサビ抜きで注文しました。
出来上がった『まるまる焼き』を箱と袋に入れてくれました。
袋から出すと、なんと『お食事』の文字が出てきて笑えます。
ここのお店独自の箱かと思ったのですが、お弁当を買いに行ったときもこの箱に入れて提供されたので、この箱は台湾でよく流通している箱のようです。
肝心の『まるまる焼きは』こんな感じでした。
日本で食べる普通のお好み焼き風。1個60元(約200円)でした。
小さいのでシェアして食べるより、1個づつ食べれば良かったなーと後悔。関西人のワタクシでも美味しいと思いましたよ(^^)
次は必ずワサビをトッピングします。
やっぱりワタクシはイカが好き。イカまるまる1杯のフライ
大きなイカを1杯まるまる衣をつけて油で揚げて、好みのスパイスをトッピングしてくれるイカ屋さんです。
またまたイカですが、ワタクシはそれくらいイカが好きなイカマニアです。
このお店も人気店で並ぶことも多いです。
揚げたイカはキレイに切ってくれます。
そして、10種類位あるトッピングのスパイスをかけてパックに詰めてくれます。
ワタクシの超オススメは、『レモン胡椒』です。
店員さんに伝えにくい場合は、お店の看板下のスパイスの記載された札を指差せば理解してくれます。
日本で食べるイカのフリッターのような感じです。
レモン胡椒が良いアクセントになっていて超サッパリ。
レモン胡椒以外食べたことが無いのですが、次に行った際にもレモン胡椒で食べると思います。
それくらい美味しいです。大きなイカなのにぺろっと1杯食べれちゃいます。
昔は大サイズと小サイズがあったのですが、今回行った際には大サイズしかありませんでした。
やはり台湾のみなさんもイカが好きで大サイズしか頼まないんでしょうね。
気になるお値段は1杯100元(約330円)です。
スッキリ爽快!レモン愛玉ドリンクで、屋台のシメに。
夜市に必ずある、愛玉ゼリーをレモン水でミックスされたドリンクです。
愛玉はクワ科イチジク属の植物です。
それをゼリーにして、砂糖とレモンを入れたジュースに入れて提供されます。
愛玉ゼリーはストローで吸うとゼリーの食感が面白くてツルツルいくらでも飲めますよ。
注文時に日本語で「タピオカ入れる?」って聞いてくれたので、もちろんタピオカ入を注文しました。
甘さ控えめで疲れた身体に染み渡り、非常に美味しいです。
タピオカも入れて正解です。レモンのアッサリ感が、胃の中の油を分解してくれてそうです。
1杯30元(約100円)で、このさっぱりとした美味しさはありがたいです。
饒河街夜市まとめ
いかがでしょうか?誰でも美味しく食べれる屋台グルメを紹介しました。
台湾旅行に行ってステキな名店を訪れるのも良いですが、屋台のお店もハズせないですよ。
ちなみにこの『饒河街夜市』は1本道の屋台街です。片道600メートルありますので片方のお店を見て、帰りにもう片方のお店をのぞいてみたり、疲れている方は片道だけ歩いてタクシーで帰ってしまうという手もあります。ワタクシ達が今回訪れた日は台風が上陸していたこともあり、片道の600メートルだけ歩いてタクシーで帰りました。
混んでいる時間は18:30~21:00がピークだと思います。17:00頃からお店が出ているので、早い時間に行くか、時間をずらして行くのがオススメです。
今回紹介した屋台グルメはほんの一握りです。他にも沢山美味しそうなお店がありますので、是非チャレンジしてみて下さい。
夜市のB級屋台グルメに興味が出た方は、以前書いた士林夜市の記事も参考にして下さいね。
饒河街夜市へのアクセス
地下鉄(MRT)松山新店線の『松山駅』5番出口降りてスグ
タクシーの場合『饒河街夜市』と書いたメモを渡すと、すぐに理解してもらえてスムーズに饒河街夜市までたどり着けます。
いつも最後まで読んで頂き謝謝!!
友達のブログもぜひ読んでみて下さいね▼
初めまして、このゴールデンウイークに初めて台湾に旅行しようと思いブログ参考にさせて頂いてます。楽しく読ませて頂いて是非オススメの所を回りたいなと今からワクワクしています。
圓圓焼きですが、京都の北野天満宮の夜店で(毎月25日に開かれます。)今から25年前には既にありましたよ。屋台似た感じです。今も有るのか最近は行けてないのでわかりませんが、私が子供のから有るので30年はやってると思います。ワサビは謎です。日本ではないと思います。スミマセン。気になって長々と書いてしまいました。
ぴっきー様
当方のブログを閲覧して頂き誠にありがとうございます。
圓圓焼き本当に有ったんですね。
台湾で食べる圓圓焼きと日本で食べる圓圓焼きを比べてみるのも楽しいかもしれませんね。
初台湾旅行、是非楽しんできてくださいね!
お返事ありがとうございます。
楽しんできますね。
とても分かりやすい面白いブログで、また饒河街觀光夜市行きたくなりました。
まるまる焼のところでちょっと気になっちゃったんですが「店主も日本から上陸したかのように」なんですがねじりハチマキ店長は...日本人なんです。笑
失礼しました。